単身赴任って実際どうなの?メリットとデメリットについてお話しします。【体験談】

仕事のこと
異動辞令によって、遠方に行かなくてはならなくなった時、単身赴任について不安になりませんか?

転勤がある企業に勤めている方でしたらマイホームがあったり、家庭の事情などで単身赴任をしなくてはならない場面がでてきます。

 

・初めての単身赴任だけど、お金面や生活がどうなるのか知りたい

・家族と離れて暮らすけど、どのくらいの頻度で帰れるの?

・どうしても単身赴任が耐えられないときはどうすればいいの?

 

結論、単身赴任にもメリット、デメリットがあります。

 

単身赴任はライフスタイルが変わるため、不安にもなりますし、一方これからどのようなライフスタイルを過ごしたいのか見つめ直すきっかけにもなります。

 

今回の記事では単身赴任のメリットやデメリット、単身赴任をやめたい時についてお話ししていきます。ぜひ、参考にしてみてください。

 

この記事を書いているyoshioです。地方銀行に12年勤務。マイホームを購入した後、単身赴任を経験しました。単身赴任を経験し、自分自身がどんなライフスタイルを送りたいのか見つめ直すきっかけとなりました。単身赴任もメリット、デメリットがありますので、ご紹介させていただきます!

 

単身赴任のメリット

自由な時間が増える

単身赴任になると自由な時間が増え、仕事終わりは趣味や飲み会、自己投資など存分に時間を使えるようになります。

 

なぜなら、家族がいる方ですと帰宅後は家族に時間を費やすことが多いですが、一人暮らしになりますので、家族の干渉がなくなるからです。

 

例えば、仕事終わりにジムに通ったり、飲み会に行く際にも気軽に行けます。極端な話ですが毎日飲み会やジムに通うことも家族にはわからないですし、可能となります。実際yoshio自身も単身赴任をしていた時は飲み会が増えました。

 

単身赴任では仕事以外の時間は自分で自由に使うことができます。

 

新しい場所の住むことで、新たな発見ができる

現在の拠点から異動先まで通うことができないときに単身赴任となります。今まで住んだことのない場所で暮らすことになりますので、新しい発見につながります。
なぜなら単身赴任がない仕事ですと、転職しない限りはずっと同じ場所に住むことになります。住み慣れた町に住むことも良いですが、新しい場所に住んで生活することは今住んでいる場所と相対的に比較できるので、新しい発見につながるからです。
例えばまったく知らない町に異動で暮らさなくてはならなくなった場合、住む前や住み始めは新しい環境に不慣れで早く帰りたい気持ちが強いです。しかし時間が経って慣れてくると、その土地のイベントやおいしいお店など発見でき、少しずつ良さがわかってきます。
また地方ですと山や海の自然も豊かですし、自然を活かしたキャンプやウインタースポーツも堪能できます。良さがわかった時には再度転勤の可能性もありますが…
単身赴任をすると新しい場所に住むことができ、新しい場所での食べ物や過ごし方など、新しい発見ができます。

家族との時間を大切にできる

単身赴任で1人暮らしになりますので、家族と過ごす時間は大きく減ります。その分家族に会うため帰省しますが、休日の限られた時間しか家族と過ごせませんので、家族との時間を大切にすることができます。
なぜなら、毎日家族と会っていると習慣化し、休日も家族と家でゴロゴロ過ごしたり、家でもスマホやネットを見たりすることが多いですが、月に数回しか会えないことになると家族との会話を大切にしたり、休日も外出したりして楽しい時間が共有できるように変わります。
また会う回数が減ることにより家族内の喧嘩も減ります。少ない時間でどのように過ごし、満足感を得られるか考えるようになります。
yoshioも単身赴任する前は休日はスマホやネットを見ていることが多かったですが、単身赴任中は、家族に会いたい気持ちが強くなり、家族と外出したり、会話が多くなったりしていました。
家族と会える時間が少なくなり、1回1回の合える時間を大切に過ごせるようになります。

通勤が楽になる

単身赴任をすることで、通勤が楽になります。
通勤に車や電車で1時間以上かかっていたのが、単身赴任をしたら徒歩5分、10分で勤務先につくこともよくあります。
これは大きなメリットで、自由に使える時間が増えることになります。
今まで朝の通勤のために早起きしないと間に合わない生活から、朝早起きしなくても間に合うや朝活できる時間がつくれる生活に変わりますので、時間を有意義に過ごすことができます。

 

単身赴任のデメリット

支出が増える

単身赴任をすることで2重生活になります。2重生活をすることにより、住居費や帰省にかかる交通費、単身赴任先の食費がかかり支出が増えます。
具体的には単身赴任先の家賃は勤務先からの補助が一部でることが多いですが、水道光熱費やネット環境の居住に関わる費用は自己負担になります。
また単身赴任先の食費も追加でかかる費用です。食事も自炊か外食かで支出が変わりますが、外食が増えると支出は大きく増えます。
また家族に会うために帰省しますが、帰省までの距離、移動手段や回数でその分支出が増えます。
yoshioも単身赴任先では居住に関わる費用や自炊も少なく、飲み会が増えたため月で5万円ぐらい支出が増えました。支出の増え幅は個人差がありますが、支出は増えます。
単身赴任をすると赴任先の生活にかかる支出で支出増加になります。

家族と一緒に過ごせる時間が減る

単身赴任をすると月に数回、休日に家族と会うことになりますので、家族と一緒に過ごせる時間が減ります。
具体的には単身赴任ではないときは毎日家族と過ごせますが、単身赴任中は毎週土日に帰省した場合でも週2日しか過ごせなくなります。帰省する時間を考慮すると週2日も過ごせないです。
また毎週帰省するとその分交通費がかかってきますので、帰省頻度も考えなくてはなりません。
また子供がいる場合には、子供の学校行事やイベントなどには参加ができなくなります。
育児も手伝うことができなくなるため、子供の成長を間近で見れなくなります。
yoshioは毎週土日に帰省していましたが、日曜日の午後には赴任先には戻らなくてはならなかったため、戻るときはとても憂鬱でした。子供の成長が間近で見れなくなり、単身赴任をやめたいと考えるようになりました。
単身赴任をすると、家族と一緒に過ごせる時間が少なくなります。

食生活が乱れる

単身赴任をすると食生活は乱れます。

仕事をして夕食、朝食の準備を普段自炊している方でしたら大きな負担はならないですが、普段自炊しない方ですと負担が大きくなります。それも毎日ですと大変ですので、外食が増える可能性が高くなります。

 

この部分は自炊をする方、しない方で分かれますが、仕事をしながら自炊も全部行うのは負担になってきます。
yoshioも単身赴任中は外食の割合が増え、飲み会の回数がかなり増えました。
また自炊も面倒になり、朝からカップラーメンを食べたりとこんな生活を送ると体を壊すと思いながら生活していました。
単身赴任をすると仕事をしながら自炊で栄養確保は大変であり、食生活が乱れてきます。

シンプルにさみしい

単身赴任中は仕事終わりや帰省しない休日は1人になることが多くなり、シンプルにさみしくなります。
一方、1人の時間を利用して、趣味や自己投資に没頭する時間も確保できるメリットもありますが、普段から家族と一緒に過ごされている方はさみしく感じる部分が多くなります。また帰省するタイミングも月数回や数カ月に1回など少ないと1人で過ごすことになりさみしく感じます。

家事の負担が増える

単身赴任では仕事以外のアパートなどの自炊、掃除、洗濯などの家事をすべて1人でこなす必要があるため、家事の負担が増えます。
普段、家事は家族で協力している方が多いと思いますが、仕事と家事を両立するのも大変です。
平日は仕事で忙しくできないから休日にまとめてやろうとしても休日は帰省するとなると家事をするにも時間を割く必要があります。
yoshio単身赴任をしていた時は家事をおろそかにしていたため、アパートの掃除を怠ったりしちゃってました。結果まとめてやることになるため、そのために時間をとられてしまうこともありました。
単身赴任をすると仕事の他に単身赴任先の家事負担が増えます。

単身赴任をやめる方法

単身赴任を経験し、どうしても単身赴任が嫌だと感じる人もいるかと思います。そのような時にどのように対処すればよいのかは以下のとおりです。

 

  • エリア限定の職種に転換するよう、人事部にお願いする。
  • 転勤がない企業へ転職をする。

 

エリア限定の職種に転換するよう、人事部にお願いする

単身赴任をしたくない場合はまず勤務先の人事部にエリア限定職に配置転換をお願いすることをおすすめします。
なぜなら、今のやっている仕事は変わらないので精神的な負担は大きく増えず、単身赴任をしなくて済むからです。これが転職をして単身赴任をしないようにすることもできますが、勤務先が変わることは再度一から仕事を覚えなくてはならず、また人間関係も一から構築しなければならないと精神的な負担は大きくなるからです。
実際にyoshioがいた勤務先の銀行でもエリア総合職という形で、通勤可能なエリアを指定し、そのエリア内の支店に配属となるような制度がありました。自宅から30㎞以上の通勤はないため、利用している人も一定数はいました。
単身赴任が嫌になったら、まずは勤務先のエリアを限定するような職種へ配置転換をお願いしましょう。

転勤がない企業へ転職をする

単身赴任が嫌で、勤務先にもエリアを限定する職種がない場合やそもそも今の勤務先が嫌だなど、理由がある場合は、転職を考えていきましょう。
なぜなら、単身赴任が嫌である現状を改善させるために勤務先に改善の手段がない、あったとしても今の勤務先が嫌である以上、転職をして状況を改善させるほうが早いからです。
実際にyoshioも地方銀行に勤務し転勤族でしたが、転勤がない企業が良いと考え、転職をしました。単身赴任がなくなり、家族と一緒に過ごせるようになったり、支出は減りましたが、年収も前職から減ったりと良いことばかりではないと感じています。
今の勤務先で単身赴任が嫌で、改善ができない状況であれば転職を検討していきましょう。

まとめ

単身赴任のメリットとデメリットをお話しさせていただきました。

 

yoshio自身としてはデメリットの方が大きいという考えで、結果的に転勤がない企業へ転職をしました。

 

ただし、単身赴任のメリット、デメリットについては単身赴任される方の受け止め方で変わってくる部分が大きいですし、単身赴任をやめることにもリスクはあります、

 

 

例えば、エリア限定職への配置転換であれば総合職よりも出世はできなくなったり、転職であれば一から仕事を覚え、人間関係の構築が必要、待遇面がどうなるかわからないなど、決して良いことばかりではありません。

 

その中で自分自身が日々の生活や人生をどのように過ごしていきたいのか、それに向かって行動していくことが一番大切です。

 

少しでもこの記事がみなさんのお役にたてれば幸いです。

 

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